PROFILE

TOMOKO YANO (Ms.), Representative of International Environment and Agriculture Consulting, Ltd. 
国際環境農業コンサルティング合同会社 代表 矢野 等子

日本の伝統文化振興や国際スポーツ交流団体の組織運営、企画開発・実施運営の実績をベースに、国際50フィートヨット協会・日本支部事務局長に就任し、大型レーシングヨットの国際大会を、1989年及び1991年の2回、日本(神奈川県三浦市)で開催。世界中から約500名の一流ヨットマンが参加した国際ヨットレースの実施運営総責任者として200名の運営チームを率いて大成功を収めました。

1991年、ヨットレースの一環として"Save the Sea"をテーマに「子供環境ポスター原画コンテスト」を実施し、ヨットレース会場で受賞式と絵画展を開催。このコンテストがきっかけでSAVE THE SEAキャンペーン実行委員会を設立して事務局長に就任し、国連環境計画(UNEP)との協働が始まりました。

「Save the Sea キャンペーン」活動の報告に、国連環境計画ナイロビ本部を始めて訪問。

1993年に団体名を変更してニューヨーク州に Foundation for Global Peace and Environment (FGPE、地球環境平和財団) を設立。専務理事 兼 事務局長に就任して、その後25年以上にわたり、国連環境計画や各国政府、日本各地の自治体、グローバル企業などとの共催で、数々のユニークな国際的プロジェクトを展開してきました。

主な公的役職

・1994年より農林水産省・水産庁の沿岸漁業等振興審議会専門調査員として、地球環境を視点とした水産行政への提言や漁業白書作成に携わる。

・2001年より沿岸漁業等振興審議会委員、水産政策審議会委員を歴任。

・2001年より国連環境計画・広報部青少年プログラム顧問。

・2002年度外務省・NGO活動環境整備支援事業NGO研究会委員。

・2002年度東京都・環境学習リーダー講座講師。

その他、数々の講演会やセミナー、シンポジウム、式典、レセプションをプロデュースすると共に、自らも講師やコーディネーター、パネリスト、司会を務めています。

国連子供環境ポスター原画コンテスト表彰式inサンフランシスコ、「上海万博国際フォーラムinハルビン」にて。

これまでの経験と実績をもとに、2019年に国際環境農業コンサルティング合同会社(IEAC)を設立し代表に就任。環境、農林水産業、食、健康、福祉、社会貢献事業、国際協力等の幅広い分野における企画コンサルティング事業、各種イベント企画運営、DTP編集・デザイン企画製作などの事業をスタートしました。

【地球環境平和財団の主な事業活動実績】

活動の詳細は FGPE Official site 及び Children's Art Gallery をご参照ください。

下記事業はすべて国連環境計画(UNEP)との共催事業です。

「国連子供環境ポスター原画コンテスト」

…1991年より世界の子供たちを対象に毎年実施。150ヶ国以上の国々から300万点を超える作品の応募があり、受賞作品は、絵本や絵はがき、絵画展、インターネットなどで広く紹介しています。

子供たちの豊かな発想や表現力と作品に込められたメッセージは、言葉や人種の壁を超えて人々の胸にストレートに訴えます。

 

国連環境計画本部(ケニア・ナイロビ市)や、パートナーのバイエル本社(ドイツ・レバークーゼン市)など世界各地で審査会を実施。

各国政府との共催で表彰式を実施。上はニュージーランド首相出席のもとにウェリントン市で。2013年は国連環境計画ナイロビ本部の第1回国連環境総会会場で、スタイナーUNEP事務局長(当時、現国連開発計画総裁)と。

「世界子供環境絵画展」  

…原画コンテストの受賞作品を、ニューヨーク国連本部やナイロビ国連本郡、東京都庁など国内外各地で展示。「地球を守ろう!」という子供たちの熱いメッセージを世界中の人々に伝え、毎回大きな感動の声が寄せられました。

 

ニューヨーク国連本部を始め世界各地で子供環境絵画展を開催。

「国連こども環境会議」  

…世界各地で開かれる会議に毎回日本代表団を引率し、日本にも国際会議を2回誘致(島根県、愛知県で開催)して、次代を担う青少年環境リーダーを育成。国内でも各地の自治体との共催で子供シンポジウムを実施しました。

日本に初めて誘致した「国連地球環境子供会議inしまね」と、「国連地球環境子供会議inレミントン」(英国)で活動発表する日本代表の子供たち。

12歳の少女坪田愛華ちゃんの遺作環境漫画「地球の秘密」をテーマに、全国の自治体とリレー式に共催した「子供駅伝シンポジウム」。

「地球環境テニスフォーラム」  

…スポーツと環境、国際協力をテーマに、在京の各国外交官や中央省庁の官僚、マスコミ、文化人など社会的に影響力のある人々が参加して、テニス大会やチャリティ・レセプションで親睦を深め、意識を高めながら国際交流を図りました。

1998年から2002年まで毎年、スポーツによる国際協力ネットワークを広げた「地球環境テニスフォーラム」(東京・高輪テニスセンター)。

テニス好きの著名人も多く参加した開会レセプションでは、チャリティ・オークションなどの収益を国連子供プロジェクトに寄付。

各国大使館、中央省庁を始め16チームの大使や事務次官などのキャプテンたちと、5年間のフォーラム実施を支えた実行委員会メンバーと。

「地球環境米米フォーラム」  

…故高円宮さまのご発案で企画した本事業は、稲作農業と環境保全・国際協力をテーマに日本各地の自治体と共催。7年間で120ヶ国の大使ご夫妻を始めとする外交官と市民・子供たち合わせて2万人以上が参加して、共に協力し合いながら春の田植えや秋の稲刈りを実体験。国際交流の輪を大きく世界に広げました。

地元の農家、民家にホームステイした各国外交官たちは、ホストファミリーや小中学生たちとチームを組んで田植えに挑戦。

秋には同じメンバーが再会して、協力し合って稲刈りをして、収獲の喜びを分かち合いました。

夏には東京で一般市民向けに、稲作農業や自然環境保全、食の安全対策など様々なテーマで環境フォーラムを実施。冬には参加各国外交官との交流レセプションを開催。毎年4回にわたる米米フォーラムの各事業は、読売新聞の特集記事により全国報道されました。

地球環境米米フォーラム 「国際シンポジウム」

地球環境米米フォーラムに参加した5人の大使をパネリストに迎えて、国連大学ウ・タント国際会議場(東京・港区)で「国際シンポジウム」を開催し、市民に環境保全型農業と国際協力の重要性を訴えました。

「地球の森プロジェクト」

2002年から5年間、チベット・ラサ市を皮切りに、北海道、ケニアで子供たちを中心にした植樹活動を展開。ケニアでは5年間に全国各地の小中学校が参加して苗の育成から始め、合わせて42万本を植樹。

ナイロビ郊外にある東アフリカ最大のキベラスラムの小学校を訪問。サッカーボールや文房具などを寄贈して、子供たちと交流しました。

2007年からは、タイのシリントーン王女国際環境公園財団及びタイ王国環境省との共催で、ペチャブリ県で植樹活動を展開し。マングローブ林などを中心に計7万本を植えました。

シリントーン王女さまの記念植樹で「地球の森プロジェクトinタイ」が正式にスタート。タイ全国にテレビ報道されました。

2012年まで年間を通して小中学校や高校、大学生、スカウト、企業グループなど1万人以上が参加して植樹活動を行い、タイの人々の植樹意識が高まりました。

地球環境平和財団の活動の詳細につきましては FGPE Official site (活動紹介)及び Children's Art Gallery (子供の絵のギャラリー)をご参照ください。

 

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